Pet Doctor

ペットの健康を守るために飼い主が気をつけること。第一回目は「急な体調不良になったら」。

Text by susaki yasuhiko ( 須崎動物病院院長 , ペットアカデミー , ペット食育協会(R) Alternative Pet Nutrition Association;APNA )

2016.10.06

「薬に頼らないで体質改善」をキャッチフレーズに、「薬を処方しない、手術をしない、ワクチンを接種しない」という方針の下、食事療法やデトックス、ペットマッサージを柱に、犬や猫の治療を行っております、須崎動物病院の須崎恭彦と申します。

ペットフードや西洋医学を完全否定する立場にはございませんが、「そうじゃない選択肢」をお探しの飼い主さんに最先端の情報・技術を提供すべく、日夜精進を積み重ねております。

これらの治療法によって犬・猫が体質を改善し、自然治癒力を高めることによって、アレルギー性皮膚炎や結石症、ガンなどの慢性疾患の改善を図っております。また、ペットの自然療法と栄養学を学べる全国組織のペット食育協会や(APNA)やペットアカデミーの会長を務め、成功者のためのメンタルトレーニング(シルバメソッド)の公認インストラクター資格も保有しており、ペットロスの予防をはじめとして様々な悩みを抱える飼い主さんをメンタル面からもサポートしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

最近「昨日まで元気だったのに、突然体調不良になりました。『新型インフルエンザウイルス』も流行っている様だし、心配です。他にも重症な子が診療の順番を待っているのはわかりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」というご依頼をよくいただいております。

夏が過ぎ、秋が深まり、冬に近づくにつれて、空気も乾燥し、空気感染する病原体が感染→発症することが多くなってきます。

「空気感染する病原体!?」と驚かれる方がいらっしゃいますが、私たち人間も無菌室で暮らしているわけではありませんし、私の腕にもカビが暮らしている様に(風呂に入っていたとしてもです!)、飼い主さんも職場や学校でいろんな病原体を肺に吸い込んだり、体表に付着させたりして帰ってこられます。

それを愛犬・愛猫・愛フェレットなどが吸い込むことは普通に起こっています。

ただ、通常は、呼吸器の粘膜に存在する防御システムにより、咳や鼻水、目やになどで排除されます。

この様に、感染したからといって、発症するとは限りません。

しかし、何らかの事情(粘膜の調子が思わしくない、許容量を超える感染があった等)で、粘膜の防御システムで排除しきれないことがあります。

すると、それがきっかけで急な体調不良になることがあります。

これを防止するには、加湿器を使うことが重要です。というのも、呼吸器粘膜が乾燥して、粘膜の排除メカニズムが働きにくくなることが一番の問題だからです。

ただ、加湿器の中にカビや細菌が繁殖していると、それが原因でさらに病原体を室内にまき散らすことになりますので、定期的にしっかりと洗浄することを忘れないでください。

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