Pet Doctor

愛犬の口臭は、愛犬に負担!

Text by susaki yasuhiko ( 須崎動物病院院長 , ペットアカデミー , ペット食育協会(R) Alternative Pet Nutrition Association;APNA )

2017.09.22

口臭は仕方無いものと思っている方が少なくありませんが、
口臭は口内の菌の状態を反映している側面もございますので、
口内ケア次第でコントロール可能です。

人間関係的に解決した方が良いという側面もございますが、
もっと大事なのは、
口内で菌増殖
→歯根部から血管・リンパ管に侵入
→血液・リンパの流れにのって 
 菌が全身に拡散
→動脈硬化や各種臓器の疾患の
 原因になる「可能性がある」
という時限爆弾的な側面の方が怖いのです。

私が「動物に対して口内ケアを!」と言い始めた頃は、
「また何か新しい話題作りで儲けようとして…」
と陰口をたたかれたものですが、今では当たり前になってきました。
間違ったことを吹聴してなくて、良かったと思っております。

「うちの子、お口クサイの…」
と、放置する飼い主さんがいらっしゃいますが、それは好ましいことではありません。

また、
「うちの子、歯磨きさせてくれないの」
と諦めている飼い主さんがいらっしゃいますが、上記のような理由から、家庭犬トレーニングを受けてでも、習慣化させる必要があります。

さらに、飼い主さんにとって楽で簡単な口内ケアグッズがいろいろ市販されておりますが、それを買うときに、「同様のものがヒトであるか?」を考えてみてください。食の安全性には気を配っているのに、口内ケアグッズには配慮が行き届かない方がいらっしゃいます。

ペットが健康で長生き出来るために、「何を食べさせるか?」を考える飼い主さんは多いのですが、「何を入れないか?」を考えることも大事ですし、そこを放置した結果、体調不良になっている子は少なくないので、何も無い、元気なうちから、正しい口内ケアに取り組んでくださいね。

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